2015年8月18日火曜日

馬券裁判を読んで

こんにちは。

馬券裁判という本を読んで感想文を書きます。
著作権に関しては気をつけたつもりですし、卍さんの許可を頂きこれを書いております。
ただ、何かダメなところがあった場合は書き直しも含めて考えていますので宜しくお願い致します。

彼の馬券術はこの本では詳しくはわかりませんし、個人的には正直それは一生明らかにならなくていい気がします。
なぜなら、物事の本質はそこにはないから。
彼の馬券術をどこかで明らかにしたとしても、その時点でその馬券術は使えなくなるし、多くの人が使った時点で意味のないものになるから。
(ヒントは随所に散りばめられていますよ)

彼は、28億7000万の投資に対して、30億1000万円の払い戻しを得て、純利益1億4000万円を得ました。
うん、すごいよね。
何がすごいかって努力を人一倍することもそうだけど、徹底的に自分に厳しい。
改良もするし、分析もする。そして向上心がある。
彼は、このメソッドを実行中も常に改良を加えていたと、この本の中で記述している。

見渡してみよう。
『勝ち組になる方法を教えます』
『次は当てます』
『次の重賞は大勝負です』
このように言う人がいます。

卍さんとこのように言う(口だけの)人の違いは、現状に満足して自分を向上させる意識があるかないかが大きいんではないでしょうか。
そして本当に勝つことができる人は、このように向上心がある人なんではないでしょうか。
(競馬だけに限らずね)

メソッドも考え方も素晴らしいところがあります。
具体的にまずメソッドについて記述してみましょうか。

※掛け金の変動制の導入(追い下げの利用)
自信度に応じて掛け金を変える人は結構いると思いますが、口座残額に応じて掛け金を変える人はあまりいないんではないでしょうか。
これはかなり目から鱗の発想でした。
この発想があるから負ける確率を減らせたし、爆発的な勝ちを生むことができた。

例えば、100万円残額があればこの10%を馬券代に使います。
つまり10万円。
不的中であれば残りの90万円の10%を馬券代に使う。
つまり9万円。
的中して200万円になれば、これの10%だけ馬券代に使う。
つまり20万円。

こうすることで、勝ち始めたら爆発的な利益を生むことができるし、資金がゼロになるのはかなり長い間防ぐことができる。
素晴らしいですよね。
通常、考えられている追い上げとは逆の発想。

こうしたメソッドもそうですが、考え方の方が勉強になります。
①勝ち馬を予想しない。
これは私も同じような発想ですね。
もちろん邪道です。しかし、馬券で勝つことが正義であればこの考え方は素晴らしいと思いました。
展開、ペース、不利など多くの要素で勝ち馬は変わります。
このため私は3頭の軸馬を用意しているのです。
卍さんも期待値を考えて同じような発想なのかなと思います。

②的中率より回収率を重視する
これは私も口を酸っぱくして言っています。
しかし、彼は一歩踏み込んで素晴らしい記述をしています。

回収率を高めるために必要のは、的中しそうな買い目を探すことではなく、適正オッズよりも高いオッズがついている買い目を探すこと。
~中略~
その買い目が的中するように祈りながら馬券を買うのではなく、外れて当然という気持ちで馬券を買うことが必要です。
なぜなら、的中しそうな馬券を買っているのではないからです。
的中することを期待するのは矛盾しています。
~中略~
回収率100%超えを目指すと決めたからには、馬券が的中することを一切期待せず、お金をドブに捨て続ける気持ちで淡々と馬券を買い続けるべきです。
もし、あなたがそうような境地に達することができないとすれば、それは、賭けているお金があなたにとって高すぎるということです。
捨てても惜しくないと思える程度まで掛け金を下げる必要があります。
馬券裁判より引用

うん。少し極端ですが、私も似たような考えは持っています。
実際私は、丸々1か月以上的中がなければ困りますが、それはないと経験的に理解していますので、一時的な不的中では一喜一憂あまりしません。
私にとって1レースの掛け金はそれくらいの掛け金です。
皆様はどうでしょうか。

その他にも多くのことを考え方として語っていますが、彼の考え方は素晴らしいと思います。

基本的に、彼は他人と違うことをと考えています。
大多数と同じでは勝つことができない。
しかし、その方向性が合っているか間違っているかは常に自問自答する。
そして、柔軟にメソッドを変更する。
この考え方が重要だとこの本を読んで感じましたし、私の競馬に対する方向性が間違っていないことを確信できました。

最後に最も感銘を受けた話。
彼は競馬で勝つには、
競馬の雑誌や本、インターネット上の競馬情報をたくさん読んだり、レースをしっかり見るなど、広く深く、知識を身に着けることが重要です。
馬券裁判より引用
と言っています。
私もそう思います。

勝ちたいのであれば、競馬と向き合って下さい。
競馬歴は関係ないです。とにかく本気で向かい合って下さい。
それができないのであれば、競馬で勝つことは諦めて下さい。
片手間でもいいですが(私もサラリーマンですし、卍さんも会社員です)競馬には向き合って下さい。
誰かの予想に丸ノリだけでは結果的に競馬を好きにはなれないですし、勝つことはできないです。
何も恥ずかしいことはないから、わからないことは何でも知っている人に聞いたらいいんです。
そのお手伝いは私もしますし、私のブログにリンクを張っている人たちはそれをしてくれる人たちだと思います。
それがあなたの将来の成長に間違いなくなります。

あと詐欺会社には絶対に騙されないでくださいね。
そこが詐欺会社かわからなければ一度立ち止まって、私に聞いて下さい。
競馬は毎週行われます。焦ることはないです。今週から参加しなければならない理由はないです。
周りに聞いてください。
それさえなければ、競馬は本当に楽しいですよ。

長くなりました。
最後に札幌記念の軸馬候補を。
宝塚記念の回顧で注目馬としていた馬を。

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長く書いた―!!w
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モチベーションにもなりますし、いい予想の原点です。
宜しくお願いします。」

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